肺を広げることで、息の貯蔵庫が広がるので、呼吸の弱い方・血中酸素濃度の低い方におすすめです。
ため息メソッド
1. いすに背筋をのばしてまっすぐに座ります。
2. 両手をだらりとさげます。
3. 2の状態から「ガクッ」と上体を一気に丸め、息も一気に吐いて下さい。
【 ヒント 】
ものすごくショックなことがあって「がっくりきた」というシチュエーションをイメージして下さい。息を出すというより「漏れてしまう」状態です。
パンパンに膨らんだ風船の口をゆるめると一気に中の空気が出てしまうイメージと似ています。このときの息は「早くて」「強くて」「気持ちいい」はずです。
縁起が悪いとされている「ため息」ですが、通常の呼吸で体内に溜まった二酸化炭素を排出しきれない場合、本能的に行う呼吸システムであるとも言われています。
「ため息」自体は悪いことではありませんが、通常の呼吸システムが正常に機能していない状態はその精神状態も含めて必ずしも良い健康状態ではないので、縁起が悪いと言われる所以かもしれません。