声帯を閉じるメソッドで、声帯がしっかりと震えるようにします。
声帯ぴったりメソッド
A. 首の前で、左右の人差し指をぴったりと合わせて
「おはようございます」と声を出してみましょう。
「声帯が閉じた状態」→「通る声」になります。
B. Aの状態から、 第3関節を支点にして、指先が2cmくらい開いた状態にして 「おはようございます」と声を出してみましょう。
「声帯が開いた状態」→「息が漏れた感じの声」になります。
A の「声帯が閉じた状態」とB の「声帯が開いた状態」での 声の違いを実感してください。
目指すのは「声帯が閉じた状態」→「通る声」です。
声帯の主な仕事は2つ、それぞれで声帯の状態は変わります。
● 呼吸→声帯は開いている
● 発声→声帯は閉じている
発声をするときには声帯は閉じているのです。
声帯は喉の中で左右両側に分かれており、昆虫が左右の羽をこすり合わせて音を出すように、左右の声帯を引っつけて震わせることで声が作られます。
このときに左右の声帯が離れてしまっていては、息が漏れるだけで声にはならないのです。
イメージはたいせつです。発声する際は声帯が閉じ、震えていることをイメージしながら声を出してみましょう。